2015年06月17日

花菖蒲by職場の教養(*゚▽゚*)

花菖蒲

各地の菖蒲閻で花菖蒲が咲き競っています。
梅雨時の代表的な花の一つです。

花菖蒲は二千種以上といわれるほどに品種が多く、
花の色は、紫から白やピンクまで多種多様、
花の形も一重あり、八重咲きあり、
さらには私たちの想像を超えるような
「変わり咲き」の種類も多く、見る者を飽きさせません。

花菖蒲がこれほど品種を増やした陰には、
江戸時代後期の旗本・松平定朝(通称・菖翁)の努力がありました。

定朝は京都西町奉行などを務めるかたわら、花菖蒲を愛しました。
江戸麻布の二千四百坪の邸宅には、各地から変わった色や形の花を集め、
これらを六十年以上に渡って交配させ、新品種の開発に取り組みました。

定朝が八十四歳で亡くなるまでに作った新品種は、三百種近くにのぼります。
その見事さは江戸中の評判となり、多くの見学者が邸宅に押しかけました。

そればかりでなく、現代において私たちが見ることができる花菖蒲の大多数も、
彼が作り出した品種の子孫であるといわれています。

今日の心がけ◆先人の技術の粋を鑑賞しましょう



6月は、花の話題が多いですね。
梅雨と花々が心を落ち着かせるからでしょうか?
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Posted by 五朋建設 at 20:08Comments(0)営業部Mのブログ